スプレー缶の捨て方は?中身が残っていたら穴を開けて空に捨てるべき?

「スプレー缶は穴をあけてから捨てる!」

昔は常識として認知されていた

スプレー缶の処理方法です。

 

しかし現在ではスプレー缶に

穴をあけるのが

必ずしも正解であるとは

言えなくなってきました。

 

スプレー缶の穴あけ時に

事故が起こるケースがあるためです。

 

この記事ではスプレー缶の

正しい処理方法や中身が残っている場合の

危険性など注意事項を紹介していきます。

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スプレー缶をそのまま捨ててしまったら?使いきれない場合

 

そもそもスプレー缶を

そのまま捨ててしまったら

何が問題になるのでしょうか?

 

スプレー缶には可燃性のガスが

入っていることがあります。

 

しかも高い圧力をかけて入れられているため、

外から強い衝撃を加えると

破裂する恐れがあります。

 

これらの理由から、

中にガスが残ったまま捨てると

火災や爆発の危険性があるため

ガス抜きが必要になります。

 

そのガス抜き方法として、

これまではスプレー缶に

穴をあけてから捨てるよう

ルールが決められていました。

 

しかしこのやり方だと

中にガスが残っていた場合、

穴をあける行為が衝撃となり

破裂する原因となりかねません。

 

パンパンの風船を針でつついたら

破裂することと同じです。

 

スプレー缶内のガスには

高い圧力がかかっていますので、

ガスを使い切らない状態で

衝撃を加えると非常に危険です。

 

ガスをきちんと出し切れば

問題なさそうですが、

完全に出し切ったと

判断できる根拠がありません。

 

ガスの有無を判断するにはノズルを押して、

スプレーが出るか出ないか

確認すれば良さそうですが、

例えばノズルの先が詰まっているなどの理由で

ガスが出ないだけで中には

入っている可能性があります。

 

中身を出し切るためノズルを

押し噴射するだけでは不十分です。

 

ガス抜きキャップを使うようにしましょう。

 

ガス抜きキャップというのは

スプレー缶のフタ上側で、

ノズルを取り外したスプレー缶に

フタ上面をくっつけ強く押すことで、

中身をより確実に出し切るためのものです。

 

上記のノズル噴射口が詰まっていた例でも、

この方法なら問題なく

ガスを出すことができます。

 

なおガス抜きキャップが

ついていないスプレー缶の場合は、

ノズルを押して噴射するしか

中身を出す方法がありません。

 

いずれにせよスプレーを

使いきれない場合でも、

必ず中身を空にするよう

ガス抜きをしなければいけません。

 

ガス抜き後の穴あけに関しては

自治体によって違うようです。

 

環境省としては

穴を開けない方針でいるようですが、

各自治体が周知しているスプレー缶の

処理方法にはガス抜き後、

穴を開けるように

指示されているものもあります。

 

他のゴミに関しても

全国的に決まったルールはないので、

スプレー缶も自治体ごとに

異なるルールが設けられそうです。

 

処理方法が今後変わっていく可能性もあるので、

スプレー缶を捨てる際には

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自治体のホームページにて、

穴あけを行うべきか

確認してから捨てるようにしましょう

 

ガス抜きを室内やベランダでするのは危険?

 

2018年に北海道でスプレー缶を廃棄するため、

室内でガス抜きを行っていたところ、

湯沸かし器の点火を行った際に

爆発する事件が発生しました。

 

部屋のドアや窓は締め切っていた状態でした。

 

冒頭にも書きましたがスプレー缶の中には

可燃性のガスが含まれていることがあるため、

部屋の中に充満したガスに引火してしまい

このような火災の原因になる可能性があります。

 

これを防ぐには通気性の良いところで

ガス抜きを行い、火気を近づけないように

しなければいけません。

 

ガス抜きを行うのに適した場所は

風通しの良い屋外です。

 

ガスの危険性は燃える可能性があるだけでなく、

吸うと体に悪影響を及ぼすものもあります。

 

安全に処理が行えるよう屋外で行いましょう。

 

ちなみにベランダは

部屋の外ではありますが、

事故につながる危険性があるため

おすすめできません。

 

ベランダでタバコを吸う人がいる可能性や

他人の部屋にガスが

流れていく可能性があるからです。

 

マンションの場合でも

外に共有スペースがあるので、

そこでガス抜きを行うようにしましょう。

 

なお屋外でガス抜きを行う場合でも、

周りに火の気がないことをきちんと確認し、

人の出入りには細心の注意を

払うようにしてください。

未使用や新品のスプレー缶に穴を開けて中を出しても大丈夫?

 

未使用や新品のスプレー缶でも

ゴミとして出す際には、

必ずガス抜きを行い、

中身を出し切らなければいけません。

 

未開封だからといって

中身の状態が変わるわけではないからです。

 

使用済みの商品と同じく、

通気性の良い場所で

ガス抜きをきちんと行ってから

ゴミに出しましょう。

 

穴あけに関しても使用済み製品と同じく、

市役所・区役所のホームページで

スプレー缶の捨て方を確認し、

それに従った処理方法を

行うようにしてください。

 

スプレー缶の処理だけでなく

処理方法が変わったもの、

また変わる可能性があるものがあります。

 

定期的にゴミの処理方法を

市役所・区役所のホームページなどで

確認するようにしましょう。

 

 

まとめ

 

スプレー缶を捨てる時は

缶に穴を開けてガス抜きをすることが

必要と思っている人がいますが、

可燃性のガスが残っている場合があり、

破裂などのトラブルに繋がる事も

あることから穴を開けるのは危険です。

 

缶の中に入っているガスを

全て出し切るのが理想ですが、

キャップやチューブが詰まっていて

最後まで出し切れない時もあります。

 

ガス抜きキャップを使用し、

残りのガスを出すようにしましょう。

 

ガス抜き後に穴を開けるかどうかは

地域ごとの自治体によるので、

破棄する前に調べることが必要です。

 

ベランダでガス抜きをするよりも

風通しの良い屋外で行う方が、

近所の家にガスが流れていかなく、

たばこを吸っている人がいたとしても

トラブルが起こる可能性が

少なくなります。

 

新品や未使用のスプレー缶も

必ず中身を出し切って

処分するようにしましょう。

 

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