ピアスの穴が腫れてしこりができた!膿や血が出た時の対処法と改善法

ピアスの穴を

新しくあけてから数日。

 

何だか耳が腫れて

熱を持っている状態に!

 

触ると痛いし、腫れるだけなら

まだしも膿や血が出てくることも。

 

ピアスの穴からばい菌が入ったり、

皮膚が形成されようとしている時に

ピアス穴をいじったりすると

こうしたトラブルが起きてしまいます。

 

後にしこりになったり、

いつまでも腫れが続いて

膿がピアス穴から出続ける

状態になってしまう事も。

 

この記事ではピアスの穴をあけた後に

腫れてしこりができ、

膿や血が出てしまった時の

対処法と改善法をご紹介します。

 

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ピアス穴のトラブル対策!しこりや腫れ、膿や出血への対処方法

 

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腫れとしこり、ピアスをするたびに血が出る時にすること

 

耳たぶを触った時に

しこりを感じる時は

ピアス穴の内部に

瘢痕組織はんこんそしき)と呼ばれる

皮膚の傷跡が残って

しこりが出来上がっている時です。

 

瘢痕とは皮膚が何らかの外傷により

ケロイド状態になったり、

傷が塞がっていないままの

状態に細菌が入って膿や血が

溜まることにより

皮膚組織が壊死してしまったり

した状態を言います。

 

要するに皮膚が元の形に

再生しなかった「きずあと」の事。

 

それが耳たぶに開けた

ピアス穴の入り口から出口にかけての

数ミリの間でも起こってしまい

腫れやしこりができ、

中でもうっ血している場合は

ピアスをするたびに血が出てしまうのです。

 

ピアス穴のしこりや腫れ、膿がたまる原因

ピアス穴のトラブルの原因は以下が考えられます。

寝ている間に新しい穴を引っ張ってしまう

 

新しくピアッサーを使ったりして

穴をあけると寝ている間等

無意識の間に自分で

触ってしまう事がある他にも、

寝ている布団の生地が

引っかかりやすくなっているものを

使っていたら注意が必要です。

 

寝ている間は

なるべくピアスが毛布の繊維に

引っかからないようにすることも大事です。

 

毛布だけでなく、枕カバーの

材質もピアス穴をあけてすぐの時期は

気を付けて選びましょう。

痒くてついいじってしまう

 

新しくピアス穴を開けた時に

誰もがしてしまうのが

ファーストピアスを指でねじったり、

痒くて引っ張ったりと常に触ってしまう事。

 

この時せっかくかさぶたができても、

ねじったり引っ張ることで

皮膚が治りきらないまま

新しい傷を作ってしまい、

その分雑菌が入りやすくなり、

化膿などのトラブルに繋がってしまいます。

 

ピアス穴を新しく開けたら

熱を持ったりかゆくなったりしますが、

しこりを作らないためにも

なるべくいじらないようにしましょう。

 

指には常に菌がいっぱいついているので、

触れば触るほど悪化してしまうので

我慢するようにしましょう。

 

皮膚科などの医療機関でピアス穴をあけなかった

 

自分でピアスの穴をあけることができる

ピアッサーが市販されていますが、

お手軽で皮膚科で開けるよりも

はるかに安くなる分

アフターケアに気をつけなければ

いけなくなります。

 

耳たぶをちゃんと消毒液を使って

綺麗にすることも無く

いきなりピアッサーを使ってしまう

人も多いのでしこりができたり、

腫れてしまった場合が

必然的に多くなります。

 

一方皮膚科でピアスをあけると

料金はかかりますが、

ピアス穴のアフターケア、

つまり清潔に保つコツを

教えてもらえたり、

しばらくピアス穴を清潔に保つ

薬も処方されるので

後々トラブルになる確率は

少なくなります。

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アレルギー反応

 

ピアス穴を開けた時に

使ったピアスの素材が

あなたの肌と合わずに

アレルギー反応を起こし、

耳たぶが腫れたり

熱を持つ事もあります。

 

また完全にピアス穴が完成された後でも

アレルギー反応が出るピアスを

付けることにより

その個所にしこりや腫れが

起こる場合もあるので注意が必要です。

 

身体は突然アレルギー反応を

起こす場合があるので、

もしそうなってしまったら

すぐ医者に診てもらいましょう。

 

突発的なアレルギー反応は

一つのピアス穴ではなく、

耳にいくつもピアスを付けている場合は

特定の素材でできたピアスを

付けている個所のみに反応が出るので

注意して見てみましょう。

 

耳たぶが腫れて膿を持ってしまった時の治療法

 

耳たぶの腫れや傷跡の消毒は

誰もが自宅に持っているもの、

」で簡単にできてしまいます。

 

小さな容器にスプーン杯の

水と塩を1:1の割合で混ぜましょう。

 

ご存じの通り塩は殺菌作用があり、

耳たぶの腫れや膿んだ状態を

治療してくれる効果があります。

 

腫れている個所が大きい場合は

寝る前にコットンをその塩水に浸し、

軽く絞ってから腫れている部分を

覆うようにして付けましょう。

 

もし腫れている場所に

コットンをつけにくい場合は

麺棒に塩水を付けてから

優しくちょんちょんと

傷跡にあてていきます。

 

ティーツリ―オイルも腫れに効果があり、

塩水をつけた後に

麺棒の先っぽにオイルを垂らし、

ピアス穴に入らないよう

表面だけ軽くつけましょう。

 

朝起きたら濡れたタオルで

塩水やティーツリ―オイルを

塗った個所を

優しく拭き取ってあげましょう。

 

もし湯船に入ったり

シャワーを浴びる場合は

洗面器に塩を大さじ1杯分入れ、

横を向きながら

片耳ずつひたしてあげると

全体が殺菌消毒されます。

(※この時耳に水が入らないように

注意してください)

 

この工程を1週間程繰り返すと

新たに傷跡ができて

ばい菌が入らない限り

腫れや膿が引いていきます。

 

もしこの方法でも改善したり

治らない場合は皮膚科に行き、

診察を受けることをおススメします。

どうしても触ってしまう時にできる事

 

触れば触るほど治りが

遅くなるのがわかっているのに

どうしても触ってしまう。

 

寝ている間にかゆくて

いじってしまうらしく、

なかなか塞がってくれない…。

 

そういう悩みを持つ人も

多いと思います。

 

その場合は耳たぶを下から

かぶせるように

「絆創膏」を貼りましょう。

 

絆創膏の粘着部分が

耳たぶには長すぎるので、

適度な長さにハサミで

調節してから

貼るようにしましょう。

 

かゆい事に変わりはなくとも、

少なくともこれで

ばい菌による感染や

腫れを防ぐことができます。

 

絆創膏を貼る前に

ピアス穴とその周りを

よく消毒し、

絆創膏を貼った後は

なるべく耳たぶを

濡らさないようにしましょう。

 

濡れると湿気と体温により

菌が繁殖しやすくなるからです。

 

もし濡れてしまった場合は

絆創膏を剥がし、

清潔なティッシュで水分を

ふき取ってから再度消毒し、

新しい絆創膏を貼りなおしましょう。

 

 

まとめ

 

ピアス穴にしこりができたり

腫れてしまったり、

膿や血が出てきてしまう場合は

細菌に感染したり、瘢痕組織(要するに傷)が

穴の中にできてしまっている場合があります。

 

しこりや腫れを予防するには

寝具がピアスに引っかからない

素材のものを使う、

新しく開けたピアス穴をいじらない、

アレルギー反応の可能性もあるので

様子を見てみる、

等の行動をとることができます。

 

ピアス穴にばい菌が入って

しこりができてしまったり

腫れや膿、血が出てくる場合には

塩を水で溶いたものや

ティーツリ―オイルを使って殺菌し、

傷が悪化しないように

ケアすることが必要になります。

 

もし1週間塩を使っても

症状が改善しない場合は

皮膚科に行って専門医に診てもらいましょう。

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