尼崎市議・光本圭佑炎上ポスター画像【権利侵害・政治利用か】

 

維新の尼崎市議の光本圭佑氏(41歳)の政治ポスター(画像あり)がジャンプで連載を終えたばかりの人気シリーズ「鬼滅の刃」を連想する字体(フォント)や色・模様で作られ、街中に貼られました

 

同シリーズのファンにとっては政治を舞台に自分の好きな漫画・アニメを乱用されたこと、また原作への権利侵害などで光本圭佑氏及びポスターは一気に批判の的になりました。

 

光本圭佑氏には8日までに厳重注意処分が下されましたが、ジャンプ編集局や無断でのイメージ利用について他に違反金や処分は発生するのか、この記事で紹介していきます。

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尼崎市議・光本圭佑ポスターの画像【鬼滅に酷似で炎上中】

上記が炎上中の尼崎市議・光本圭佑氏の政治ポスター画像です。

 

あまりに鬼滅の刃と酷似しているのでこのポスターを見た人(特に原作のファン)が日本維新の会に問い合わせをしたところ、名前のロゴマークは「台風の目」をイメージしたものであり、「心を燃やせ!」のスローガンは若者のアイディアを採用したものであると公表。

 

しかし若者の心を掴もうと鬼滅のパロディで政治ポスターを自分で作ったことは光本圭佑氏が自身のアメーバブログで語っており、謝罪の文章と共に新しいポスターが印刷完了次第張り替えていく予定とのことです。

 

更新された光本圭佑氏の政治ポスターが今度は「呪術廻戦」のフォントを起用したものだと市民としては面白い展開になります。

鬼木誠氏も鬼滅のパクリポスターを印刷

こちらは自民党の鬼木誠氏の政治ポスターですが、こちらでも見間違う人はまずいない鬼滅の刃のロゴとそっくりです。

 

鬼木氏も自身の政治ポスターがSNSで批判され謝罪報道を行い、速やかに撤去する旨を国民に伝えました。

 

当人の政治手腕はともかく、鬼繋がりで流行・ウケ・話題性・注目を集める事には成功したと言えるでしょう。

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光本圭佑は鬼滅を政治利用、厳重処罰に

 

鬼滅の刃を連載していた「週刊少年ジャンプ」の集英社は自社のホームページでこの2つの件について「一切の関与なし」と発表しています。

 

光本圭佑氏は自分のポスターを作る際に、事前に集英社の知的財産課の担当者と著作権侵害などの法律に触れないか確認を取りながら作成したとのことですが、間で別のものと認識できるものを政治的に使うのはグレーゾーンになります

 

「若者に政治への関心をもっと持つように」との意思があったこの度の政治ポスターですが、注目を集めるためには流行のものなら何でも応用するこの度の2人の姿勢のせいで逆に政治への不信感だけが残る形となりました

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鬼滅の刃への権利侵害になるのか

集英社は両議院に特に罰や違反金を要求することはせずに、とにかく政治やポスター酷似の件とは全く関わりが無いというコメントで一貫させています。

 

商業用・政治用目的としてブランドやシリーズの著作権を侵害するのは著作権侵害に触れ違法となりますが、中には笑いを目的とした「パロディ」すらも許さない厳しいものもあります。

 

例えば任天堂の「ポケモン(ポケットモンスター)」シリーズはアメリカの人気ユーチューブグループ「Smosh(スモッシュ:当時のメンバーは解散済み)」がポケモンアニメのオープニング曲でパロディ動画を作り、何千万回も再生されたにも関わらず任天堂から動画を削除するように告知されたのでした。

 

スモッシュはユーチューブで一時期最もチャンネル登録者数がいたことから任天堂の著作権に対しての厳しさが世に知れ渡ったのでした。

 

現在はユーチューブだけでなくTwitchなど他のプラットフォームでも著作権への取り締まりが強化するばかりで実況者はどんどん不自由な状況に追い込まれています

 

今後民間の流行を「意図せずとも」取り込んだケースは、今後はもっと厳しい処罰が下されるようになる可能性もあります。

尼崎市議・光本圭佑ポスターが鬼滅と酷似で権利侵害【まとめ】

尼崎市議・光本圭佑氏の政治ポスターが人気シリーズ鬼滅の刃のイメージとそっくりの画像を用いたものだとSNS上でファンを含め人々が炎上する騒ぎとなりました。同じく自民党の鬼木誠氏も酷似したデザインを使用したことから、両者とも速やかに新しいポスターを印刷中とのことです。

 

光本圭佑氏は自身のブログでファンや彼のポスターを見て不快に思った人に対して謝罪表明を表し、維新の会からは厳重注意処分が下されました。

 

良い意味でも悪い意味でも日本の全世代から注目された事件となったのでした。

 

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