芸能人のGackt氏、ローランド(ROLAND)氏、元キャバ嬢の門りょう氏がプロデュースした「プロジェクトG&R」という名のレディース服のドレスが盗作やパクリだとネット上で炎上しています。
中国の通販サイト「アリババ」で売られている激安ドレスとG&Rの発表会で紹介されたドレスが酷似しており、それを証明する画像もネットで出回っている状況です。
ドレスの盗作疑惑として門りょうさんがデザイナーだったのかと疑惑が上がっていますが、G&Rがデザインを一括で任せていた「株式会社dazzy」が全て手がけたようなので、門りょうさんがデザイナーではないようです。
この記事ではG&Rのパクリドレスのデザイナーは誰だったのか、門りょうさんの発表会直後のインタビュー内容、そしてG&Rの今後について紹介していきます。
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画像紹介!g&rのドレスはアリババと酷似
Gackt氏、ROLAND氏、門りょう氏がプロデュースする””一流”‘ドレスブランド「G&R」のあまりにも適当すぎるパクり疑惑、アリババ激安ドレス横流し疑惑をZ李氏(@Kiss0fthedrag0n)が追求
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大人の事情でツイ消し pic.twitter.com/Rvpv7uf6wB— 滝沢ガレソ (@takigare3) December 19, 2020
【続報②】Gackt × Roland × 門りょうのブランド「G&R」、騒動を受け商品回収と謝罪を発表
「社内調査委員会(笑)を編成し調査した結果、デザイナーの1人が既存品とほぼ同一(笑)のデザインを提案した」という言い訳で、横流しや別ブランドについては触れぬまま逃げ切りを試みるhttps://t.co/Xskgtl8epf pic.twitter.com/0ZIvFkaIZ2— 滝沢ガレソ (@takigare3) December 20, 2020
どのドレスがどのようにパクリと言われているのか画像で紹介しています。
もともとツイッター名「Z李(ゼットリー)」さんが盗作疑惑をツイートしたのがきっかけで、瞬く間にネットで炎上しました。
大物芸能人のガクトさんとローランドさんの名前でプロデュースされているブランドなので、盗作やパクリなんてあり得ないと思う人が多い中、この2人もデザインの酷似を認めガクトさんはユーチューブで、ローランドさんはツイッターで謝罪を発表しています。
アリババからのパクリドレス、値段に驚愕
パクリデザイン① pic.twitter.com/umLAMaVvsK
— クジラ君 (@kujira__kun) December 20, 2020
パクリデザイン② pic.twitter.com/ZfeGrZcF2p
— クジラ君 (@kujira__kun) December 20, 2020
上の2着は袖の長さが違っているのみで、素材や色はほぼ同じと言っても過言ではありません。
何よりも注目したいのが値段です。
下の2着のドレス画像を紹介します。
パクリデザイン③ pic.twitter.com/Jz6jU9iZJF
— クジラ君 (@kujira__kun) December 20, 2020
パクリデザイン④ pic.twitter.com/1UBIU5gwBO
— クジラ君 (@kujira__kun) December 20, 2020
パクリの元となったデザインは中国で有名な激安サイト「アリババ」で売られているもので、1,000円台(送料抜き)で手に入れることができてしまいます。
長袖が七分丈に、あるいはノースリーブにデザインが変更されつつも、色調や素材が全くの瓜二つなのと、芸能人ブランドとしてのG&Rの値段設定に多くの人が不快感を持ちました。
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ドレス3着がアリババのパクリ、残り2着は?
こちらの動画はG&Rのブランド誕生で最初の5着の発表会の様子をまとめたものですが、動画を見るとこの代表の中のピンクの色調を持った一着とマキシ丈のワンピース以外は全て盗作と言われても良いくらい酷似しています。
中国の通販サイト「アリババ」のパクリだとしたら、残りの2着は同じく中国の「Ali Express」の他、「Wish」や「Qoo10」、ハンドメイド商品のみ扱う「Etsy」の海外版の盗作の可能性が濃くなります。
門りょうのインタビューではデザイナー発言も
既存のデザインと酷似しているこれらのドレスは、一体誰がデザインを担当して、ディレクターがOKを出したのでしょうか。
ガクトさんは「デザインは門りょうさんにまかせた」とインタビューで発言しています。
この発表会で舞台に出ている女性が門りょうさんですが、当日のインタビューで下記のようにドレスのデザインについて語っています。
低価格ながらいいものを取り入れて、自分のこだわりとマッチさせることに苦労しました。それを上手く形にできたかなと思います。
(引用:https://www.cyzowoman.com/2020/12/post_317447_1.html)
現在は発表会後の門りょうさんのインタビュー記事が様々なニュースサイトから削除されていますが、内容はしっかりと記録されています。
デザイナーはいかにコストを下げつつ生地などの素材を見つけ、クオリティを保ちつつ低価格で量産できる製造会社に何社とも交渉し、契約に繋げるのも仕事の一つなので、上記の門りょうさんのインタビューでの発言はデザイナーらしいコメントをしています。
服のデザイナーが専門職ではない門りょうさんがここまで踏み込んだコメントができたのは、
- 実際に彼女がデザインを手がけたか
- 前もってデザイナーとしてのコメントを用意されていたか
- 彼女ではなく、実際にデザインした人間にこだわった点や感想を聞いていたか
などの可能性が浮かびます。
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パクリ発覚後デザイナーだったことを否定
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上の画像はガクトさんと門りょうさんがG&Rプロジェクトの会見後に撮影したものです。
門りょうさんのインスタアカウントに現在も掲載されています。
彼女のインスタグラムではストーリーズで「ただドレスの写真を渡されて、順位づけてって言われただけ」と発表しました。
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このことを踏まえると、発表会後のインタビューでは「デザイナーとしてのコメントがあらかじめ用意されていた」事になります。
株式会社dazzy(デイジー)が謝罪発表
この騒動を受け、ドラマで使われる衣装や衣服の製造を手掛けるdazzystoreという企業が、公式ホームページで「門りょう氏のSNSでの発言につきまして」というページを作りました。
内容は下記の通りです。
門りょう氏のSNS上での発言は全て事実であり、当該ブランド「G&R」プロジェクトに参画していただいたGACKT様、ROLAND様及び門りょう様は、弊社より提案した商品サンプルにご意見を頂いたという経緯であったため、今回のデザインの酷似については知る由もございませんでしたので、三者様に対するあらぬ誤解が生じかねないこととなってしまい、大変ご迷惑をおかけしたこと深く謝罪いたします。
また、当人への攻撃的なコメントや誹謗中傷はお控えいただきますよう、お願い申し上げます。
(引用:https://www.dazzy.co.jp/information/168)
この発表により、アリババの激安ドレスのパクリをデザインした個人がdazzy(デイジー)の社員(個人名は公表されておらず)であることが分かりました。
ガクト氏、ローランド氏、門りょう氏3名の誰にも非は無いとされています。
G&Rプロジェクトの今後
発表会からたったの数日で多くの人を含む騒動に発展してしまった「G&Rプロジェクト」。
公式サイトも現在ネットから消されており、ガクトさんは「プロジェクトは一旦停止」と21日に発表しました。
再稼働するにあたっても、本来のテーマであった「女性を一流にするためのブランド」からはかけ離れた盗作・贋作でかためられた「激安商品の何十倍もふんだくるブランド」としてのイメージがついて回ってしまいます。
今後は違ったメンバー、違ったブランド名で再稼働するのか、あるいは女性服やランジェリーとは全く別のカテゴリーに取り掛かるのか、ガクトさんとローランドさんの夢がかなうか見守っていきましょう。
g&rの盗作ドレスは門りょうがデザイナーか【画像紹介】まとめ
G&Rの発表会後の門りょうさんのインタビュー内容や、ガクトさんが「デザインは門りょうさんにまかせた」の一言で彼女がこの度のデザイン酷似・パクリドレスのデザイナーと思われましたが、株式会社dazzyの公式ホームページで公式に盗作ドレスについての謝罪が行われました。
アリババで販売されているドレスがガクトさんとローランドさんのプロジェクトG&Rで盗作されているとネット上が炎上し、比較画像も出ています。
発表会でお披露目された5着のドレスのうち3着がパクリだったのは誰もがショックを受けたようです。
一旦活動停止と発表されたG&Rの今後の動向が引き続き注目されることでしょう。
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