ニトリの珪藻土商品を製造した中国メーカーはどこ【下請け企業】

 

インテリアや雑貨で珪藻土を扱うカインズやニトリといった大手店舗が、商品ないに国が指定している基準値を超えた量のアスベスト(石綿)が混入している事を発表、自主回収を呼び掛けています。

 

珪藻土は速乾性が強く、特にニトリではお風呂場に置くためのバスマットが数年前から人気商品として販売されています。

 

その他珪藻土を使った9商品、計241万3591個にアスベストが含まれている事が判明しておりすでに家で使っている人に使用を中止するよう公式ホームページにニュースが掲載されました。

 

アスベストが基準値以上に含まれた珪藻土商品は中国にあるメーカーが製造したいわゆる「MADE IN CHINA」となりますが、製造会社は一体どこなのか、この記事で紹介していきます。

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ニトリの珪藻土バスマット他コースター9製品を回収

 

今月22日に各メディアで速報という形でニトリのバスマットを含む珪藻土商品の使用中止と自主回収が報道されました。

 

ニトリは日本の企業でお手頃な価格帯でおしゃれで便利な生活雑貨やインテリア商品を扱っている信頼の厚い販売店ですが、この度の危険度の高い化学混合物を含む可能性のある商品の品質管理を怠った事実と、またそのような商品を中国から輸入する際にチェックをしなかった国の行政の甘さが浮き彫りになりました

 

カインズも数日前に珪藻土商品にアスベストが基準値以上使用されているとして17商品の回収を発表したばかりなので、今後も珪藻土のコースターやスプーン、石鹸置きや歯ブラシ立てなどが他の販売店でも調査が入ることが予想されます。

 

ダイソーやセリア、キャンドゥなど100均で手に入る珪藻土グッズも綿密な調査が実施され、もし健康に危険性が出るほどのアスベスト量が検出されたら一気に回収・リコールとなる事でしょう。

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珪藻土の中国製造メーカーはどこ【公式サイトでは未発表】

(引用:https://www.nitorihd.co.jp/division/group.html)

 

上記はニトリの公式サイトに掲載されているアジアで展開されている関連会社や各地域を担当する販売サイトです。

 

中国語で「似鳥」と表記されている会社が4つほどありますが、アクセスできるサイトをチェックすると製品の製造メーカーではなく、日本のニトリ公式ページのように青緑色のロゴで通販用のウェブページとなっています

 

低価格で購入できる日用品や雑貨がニトリの強みでもあるので、法令を順守することよりもコストを可能な限り抑えた複数の中国の製造企業に発注している可能性が非常に高いです。しかしこの度の回収のようにきちんと商品の品質管理ができていないメーカーだったのが判明したため、発注先の中国メーカーの名前は調べても出てくることはありません。ニトリの公式サイトでも未発表の下請け企業というのが事実です。

 

今回の出来事で数か月前の中国産のマスク製造現場の目を疑いたくなる衛生状態が頭をよぎった人も多いのではないでしょうか?

 

いくら日本の大手企業であるニトリやカインズでも利益を得るのが企業の存在意義なので、発注先の下請け企業である中国メーカーを安全面よりも金額で選んでしまった結果なのかもしれません。

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レシートが無くても中古商品は交換・返金可能か

ニトリの珪藻土バスマットは販売当時ヨムーノやBUZZFEED、フォーユーなど低価格で手に入るトレンド商品を紹介する情報媒体でかなり持ち上げられていました。

 

なので話題になっていた数年前に購入した人も非常に多く、「当時のレシートやバスマットが入っていた箱なんてとうに捨ててしまった」、「今まで使っていたけど返金してくれるの?」といった疑問の声が上がっています。

 

現時点ではニトリは「珪藻土商品が割れる事の無いよう、またプラスチックの袋を2重にして商品を中に入れておく」との指示が公式サイトでも出ています。

 

実際の商品に関してはレシートや箱が無くても「返品あるいは交換」する意向であることが明らかになっています。

 

住んでいる近くにニトリの店舗がある人はゴミ袋を抱えて持って行く事ができるかもしれませんが、遠方に住んでおりネット通販でアスベストが含まれるバスマットやコースターを買ってしまった人が取れる輸送方法や返金手続きについてはまだ発表されていません。

 

方向性が決定次第、即時発表されると思うので通販でバスマットやコースターを手に入れた人はもうしばらく待つ必要があります。

ニトリの珪藻土商品を製造した中国メーカーはどこ【まとめ】

ニトリで販売されていた人気商品の一つ、珪藻土を使ったコースターやバスマットに健康に被害を及ぼすアスベストが規定基準値を超えた量混入している事で自主回収を報道しました。

 

基準値を無視して珪藻土商品を製造した中国メーカーは公式サイトでも発表されておりません。

 

しかし発注時や完成した商品を日本に輸入する時にしかるべき品質管理を怠った事実は変わらなく、ニトリが好きだったのに、という残念がる声が上がっています。

 

回収対象となっているコースターやバスマットはレシートが無くても返品・交換可能とのことなのでこれ以上使用することなくビニール袋を2重にして商品を中に入れておきましょう。

 

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