クリスマスツリーの飾りの名前は?オーナメントの意味を紹介

日本の宗教は仏教と神道にも関わらず、

何故か全員がクリスチャン(キリスト教徒)になるクリスマス。

 

都心にあるショッピングモールや

ホテルのロビー内では

この季節になるといつも豪華に飾られた

クリスマスツリー

訪れる人を迎えてくれます。

 

ツリーには実に様々な飾りがつけられ、

中には「し」の形に似た

キャンディケーンを枝に飾ることも。

 

これらの飾りは「クリスマスオーナメント」と呼ばれ、

それぞれ名前や飾られる意味があるのです。

 

クリスマスツリーと

オーナメントの名前や意味をご紹介します。

 

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ツリーを飾るオーナメントと意味

 

クリスマスの飾りには

古くから伝わる意味があります。

 

一つずつ見ていきましょう。

 

 

キャンドルライト(電球、LEDも含む)

 

オーナメントとして認識されないものの、

無くては一気に物足りなくなるのが

クリスマスライト

 

シーズンになると一気に家電製品店や100均でも

ワイヤー状にLEDライトが

均等な間隔をもって

つけられているものが販売されますね。

 

実はそのライトにも

重要な意味があるのです。

 

何も電球やLEDライトだけではなく、

キャンドルライトも

重要な飾りのうち。

 

意味は「希望」や「幸福」、

そして「安全」。

 

聖書の創世記で神が

「光あれ」と言ったことにちなんで

クリスマスツリーだけではなく家や庭中にライトの

飾りをつけるところもあります。

 

 

 

キャンディーケーン

 

日本ではソニープラザでしか

この季節売られない

ひらがなの「し」の形をした

ミント味の「キャンディーケーン」。

 

皆さんも一度は食べたことが

あるのではないでしょうか?

 

何であんな形をしているのかというと、

昔の羊飼いが羊を導くために使った

杖の形と似ているからです。

 

主(しゅ)は羊飼い、

人間は彼の羊という意味で

クリスマスシーズンに登場します。

 

日本ではあまり見ませんが、欧米ではこれらの

キャンディーケーンを

枝にひっかけて飾る家も多いです。

 

 

丸いオーナメント(クリスマスボール)

 

ツリーの枝につるす様々な

形をした丸いガラスのオーナメント。

 

何百年も前から、人々はクリスマスツリーに

様々なものを飾って

神への捧げもののシンボルにしてきました。

 

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その中にあったのが赤いリンゴ。

そう、あのクリスマスボールの

オーナメントの起源はリンゴだったのです。

 

しかし1858年冬、厳しい寒さのせいで

全てのリンゴがやられてしまいました。

 

そこで東フランスにあるガラス職人が

リンゴの代わりになる

クリスマスボールを発案したのです。

 

今では赤だけでなく

ツリーのテーマに合わせて様々な色や

デザインのものを見ることができます。

 

スター

 

クリスマスツリーのてっぺんには

いつも大きな星(スター)を飾ります。

 

もし新約聖書に詳しければわかるのですが、

これはキリスト誕生の夜に

それぞれ贈り物を持った

3賢者をキリストの元へ導いた星を意味します。

 

クリスマスツリーの最も高く、

最も見えやすい位置にいつも飾られるのです。

 

中にはクリスマスのメインはツリーではなく、

このスターだと信じている人もいるくらい

重要な飾りの一つです。

 

クリスマスオーナメントの色にも意味がある

 

なぜクリスマスの色はなのでしょう?

 

ツリーが緑で、飾り物としてつけられていた

リンゴが赤かったから?

 

実はこの季節になるとよく見かける柊の葉と実が

赤と緑なのです。

 

緑は常緑を表し、

赤はキリストが十字架にかけられたときに

流した血を意味するとされています。

 

常緑は枯れない、

つまり「不死」をあらわします。

 

キリスト教では現世で善い行いをすると

死後神の王国で

永久に生きながらえると教えているからです。

 

 

まとめ

 

クリスマスツリーに飾る

オーナメント一つ一つにも

大昔から伝わる意味があります。

 

キャンドルライト、キャンディーケーン、

クリスマスボール、スターも

昔から使われていたもので、

それぞれが聖書にまつわる

深い意味を持っています。

 

クリスマスシーズンの

代表的な色である赤と緑は

キリストの流した血と不死を表す

常緑をそれぞれ意味します。

 

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