【横浜の異臭騒ぎはガソリン物質が原因】引火の可能性について

 

6月から神奈川県の横浜駅エリアで異臭がするという事件が多発しており、国が初めて匂いのする空気を分析した結果、「ガソリンの蒸発ガスに含まれる物質」と発表しました。

 

自然な空気に存在するそれらの化学物質は多くて規定値の10倍程で、それが「異臭」となり多くの人が不安になっていました。

 

この記事ではこの横浜の異臭騒ぎについて、またガスの性質上注意しなければいけない事故等の可能性について紹介していきます。

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【横浜の異臭騒ぎは健康への影響なし】大地震の前触れの可能性

13日に採取した「臭い」とされる空気を解析した結果、「ガソリンの蒸発ガスに含まれる物質」であることが分かりました。

 

ガソリンは引火すれば非常に危険な液体。この度発見された化学物質について、イソペンタン、ペンタン、ブタンの3つが挙げられました。実はこの3つはどれも極めて可燃性/引火性の高いガスで、高濃度で人体に入ると酸素欠乏の症状を起こしてしまうものです。

 

メディアでは自然な空気に含まれるはずの10倍の数値が横浜の「異臭」から出てきたと報道しており、「直ちに健康への影響はない」と発表しています。

 

しかし今回6月からずっと大気中に漏れ続けている異臭の正体が判明しただけで、

  • 長期的に吸入した場合に出る症状や危険性
  • 発生源が特定されてない、どこから・なぜ異臭がするのか判明していない
  • 地下のガス管が破損している可能性
  • 日本で起きた大きな地震の前触れでは必ずガス漏れが起こっている
  • ガソリンの蒸発ガスが引火して爆発事故が起こる可能性

など、肝心な点についてはまだ不明なままなのが近隣の住民の不安をあおります。

 

ネットではすでに「ガス漏れ騒ぎは大きな地震の前触れ?」、「関東で災害級の地震が起きるかもしれない?」という憶測が飛び交っています。

というのも、1923年9月1日の関東大震災、1995年1月17日の阪神淡路大震災と歴史に残る大震災でも直前にガスの噴出が起きていたためです。

 

神奈川県横浜の異臭騒ぎも共通点が多いので、警戒するにこしたことはありません。

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【横浜の異臭騒ぎは事故の危険性大】引火の可能性は

 

地震とはまた別に、近隣のオフィス街や駅ビルなどのショッピング街が注意しなければならないのは、ガスの発生源が何らかの拍子で爆発に繋がるという可能性です。

 

今回明らかになった化学物質はあくまで「異臭がする」と人が感じた個所の空気を採取したもの。人が違和感を感じるまでに空気中で化学物質が分散された後のものになります。そして政府はまだ発生源や理由を特定できていないだけに、引火性の高いガスが溜まっている場所で爆発事故が起こる危険性も考えなくてはなりません。横浜駅は非常に人口やオフィスビルが密集している地域なので、小さな爆発でも多くの人を巻き込んでしまう可能性も十分考えられることです。

直ちにガス探知機などを使い人員を導入し、ガス発生源の特定と原因の究明を急ぐ必要があります引火して人命が失われてからでは遅いばかりか、もし地震の可能性もあるならば災害に備える準備が爆発の処理の後手に回ってしまうからです。

 

今年の6月から住民が訴えているにも関わらず成分解析が発表されたのが10月中旬とまるで危機感の無い対応を見せていますが、今後はできるだけ早いガス漏れの場所の特定と原因究明が求められます。

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【横浜の異臭騒ぎの原因】引火の可能性のまとめ

6月から神奈川県、横浜で人々が「異臭がする」と訴えてきました。

10月の中旬になり、初めて政府が異臭がすると言われている空気を確保し、解析したところ極めて引火性の強いガソリン蒸発後の物質が空気中に存在することが分かりました。

 

たまたま採取した空気には高濃度で有害な物質を見つけることはできませんでしたが、発生源の近くになればなるほど状況は変わってくる可能性が大きいです。

 

また過去の大震災や地震災害の前にはガス漏れや異臭を住民が嗅ぎ取っていた事もあり、人々は「関東で地震が起こるのでは?」と不安を募らせています。

 

早急な原因究明とガス漏れの解決、また引火による爆発事故や地震などの災害に備える必要があります。

 

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