ナイキのCM炎上理由はなぜ【日本での人種差別を表現】不買運動へ

 

ナイキジャパンが新しくCMを公開したものの、内容が「日本に住む外国人(あるいはハーフ)」目線で撮影されており、商品のマーケティングよりも反日プロパガンダとの意見が多く炎上しています。

 

ナイキは過去も児童労働やスウェットショップなどのモラル的な問題を取り上げられ、国際的にボイコットや不買運動が起きましたが、今回のナイキジャパンのCMでは内容に感動し、賛同する声も多いのが特徴的です。

 

この記事ではナイキジャパンのCMの炎上理由はなぜか、日本で起きている人種差別を表現したのは反日プロパガンダの炎上商法か、そして実際に今回の騒動により不買運動に繋がる可能性について解説していきます。

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ナイキのCM外国人に対する日本人の人種差別を浮彫にして炎上

商品用のCMではなく反日プロパガンダではないかとの声まで上がって炎上しているのが上記のナイキジャパンのCM動画。

 

3人の純日本人ではない中心人物が学校や世の中で肩身の狭さを感じる中、スポーツ(サッカー)で心を繋ぎ止めている模様が描かれています。

 

「感動した」、「思わず涙が出た」という賛同の声もある中、「これでは日本人が差別主義の悪者として見られる」、「反日感情を煽る内容」と批判が殺到するCMともなりました

 

実体験で描かれたCM内容、日本にも差別がある事を受け入れられない人多数

実はこのCMに登場する3人は実在の人物

ナイキが彼等を直接取材し出演してもらい、この度の動画が出来上がったのです。

 

確かに日本人が悪者として登場しますが、このCMはあくまでこの3人の実体験を描いたものであり、彼らが出来上がったCMを見て「そう、まさにこの通りに感じた」とナイキジャパンと提携しているものなのです。

 

つまり現在の炎上状態は日本人側が「いじめてない」と言っているのに対し在日している彼らは「いや、確かにこう(いじめのように)感じた」というメッセージでもあります。

 

「いじめと感じたらそれはいじめ」との認識はできているものの、人種や国籍が絡んだとたんに炎上するのは日本人による差別が存在する事を指摘されて図星なのを分かっているからなのでしょう。

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ナイキの外国人差別CMが炎上した理由はなぜ【日本での人種差別】

 

ナイキが日本でいじめられている人を応援する形となったCMにここまで大炎上、大批判、大反発が起こった理由はひたすら「純日本人」が悪役としての立場だったことでしょう。

 

在日外国人(あるいはハーフ)の人達が学校や社会を通じて居場所のなさ、また自分のアイデンティティや個性故に孤立してしまうのは世の常です。

 

国籍や人種がこの動画では取り上げられていますが、日本人同士でも何らかの障害を持って大多数とは何らかの違う要素を持っているといじめは起きます

 

いじめや差別は要素関係なく昔からあった問題にも関わらず、世界への発信となると一気に声を上げる事実こそが現実から目を背ける「空っぽのプライド」と言わざるをえません。

 

ナイキは日本国内で不買運動に発展する可能性

この度の炎上でナイキ商品へのボイコットや不買運動に発展する可能性は非常に低いと考えられます。

 

理由は、そもそも炎上を起こしている人達全員がナイキを持っているアスリートでない、あるいはナイキ商品をもともと持っていない人が多い事。

ナイキほどのブランドを買う予定がそもそもない人が不買運動を起こしてもナイキとしては痛くもかゆくもありません。

 

また不買運動は統計的に見ると、「ボイコットしよう!」「不買運動をしましょう!」とネット上で呼びかけている人は実生活ではちゃっかりと批判したブランドの商品を買う傾向にあります

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不買運動・ボイコットが起こった場合に起こり得るナイキへの影響

 

もし日本で不買運動やボイコットが起こったとしても、ナイキ程の巨大なブランドになると日本のマーケット、しかも批判している人々だけが行動を起こしても売上に全く影響しないと言えます。

 

しかし巨大な企業なのにアスリートが活躍しにくい今の状況でなぜ炎上要素を含んだCMを投下したのかが疑問です。

 

ナイキは炎上商法を用いる必要が無いほどの国際的大企業だからです。

ナイキのCM炎上理由【日本での人種差別】不買運動のまとめ

ナイキジャパンがリリースした「動かし続ける。自分を。未来を。」というCMが反日プロパガンダだと提唱され炎上しています。

 

CM内に登場する3人の中心人物の実体験に基づいた動画となっているものの、「日本人のイメージを下げようとしている」と多くの人が「日本が差別主義社会と宣伝しているようだ」と反感を覚え、一部は不買運動をネットで持ちかけています。

 

実際に差別やいじめが存在する中、「実体験」の動画でここまで炎上するまで攻撃するのは、この内容が学校や社会で充分起きうると図星をついているからではないでしょうか。

 

今後のナイキのマーケティングや不買運動が実際に起こるのかが気になるところです。

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