プロテニスプレーヤーの大阪なおみ選手が、23日に予定されていたウェスタン・アンド・サザン・オープンの準決勝試合に一時期ボイコットをする旨のツイートをしました。
結局試合は行ったものの、女子シングルで出場した彼女は29日の試合は太ももの怪我により試合を棄権しました。
日本ではまだ例が少ないものの、政治や事件に対して自分の主張を「ボイコット」という形で全米オープン程の規模の試合を行わないのは、各選手が契約しているスポンサーにとっては悪影響になり、契約破棄に繋がらないのか、ふと疑問に思いました。
この記事では大阪なおみ選手や、アスリートのボイコットにより彼らのスポンサーにどのような影響があるのか、また契約違反になるのかを紹介していきます。
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大阪なおみが試合をボイコットするとスポンサーとの契約違反に?
大阪なおみ選手のボイコットの理由は、23日にアメリカのウィスコンシン州にてアメリカの黒人男性が警察官に銃撃された事件に対し抗議するために行ったものです。全米オープンという最も規模の大きい大会の一つの準決勝試合をボイコットすると彼女がツイートし、「注目を集めるべきは自分ではなく世の中で起こっている事」と主張しました。
しかしそうなると大阪なおみ選手がボイコットした試合の会場含め、彼女の活躍に多額支払っていて契約しているスポンサーは損をしてしまうのでは?と疑問に思いました。
現役の日本人テニス選手としては錦織圭選手もいますが、ここまで実力があり世界大会でも上位ランキングを取るようになると様々なスポンサーが選手と契約をしようと手を伸ばしてきます。その中間で活躍するのがスポーツエージェントで、選手と代理人契約を結んだ人が全ての法的処置を行います。
逆に無名の選手はスポンサーがついた場合、至極複雑な契約内容の交渉や試合申込み等全て一人で行う事になるので、練習する時間を犠牲にする必要が出てきてしまいます。
スポーツエージェントの代理人契約はどのスポーツでもより自分の腕を上げるために必要になってきます。
ちなみにコーチと違い、スポーツエージェントは各アスリートの「弁護士」のような存在なので表情報に出ることはまずありません。
よってこの度大阪なおみ選手がもしボイコットを最後まで通したとしても違反となる契約を交わしたスポンサーとのやり取りを裏でするだけになります。
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大阪なおみのように試合のボイコットは権利というスポーツ団体も
スポーツエージェントが各スポンサーとの仲介役を務めるので、良い意味でも悪い意味でも選手本人は「自分の思想を主張する」ことが自由です。「好き勝手出来る」という事になります。
海外、特に欧米ではアスリートたちのボイコットは個人の権利と主張するスポーツ団体もたくさんあります。
スポンサー契約違反になったスポーツ選手の例
これはボイコットなど事件に基づいたものでもなく、スポーツ選手がスポンサー契約している期間にも関わらず、スポンサーのライバルブランドのものを身に付けて試合に出るだけでもかなりの額の罰金が発生してしまいます。
実際にあった例としては、ブラジル代表サッカー選手のラフィーニャ選手がアディダスとのスポンサー契約を結んでいた期間中に、ミズノのスパイクを履いて試合に出場したことで、最大1億2000万円の罰金を払う事になった事件がありました。
この件はラフィーニャ選手の思想や主張とは関係がありませんが、「アディダスとの契約期間満了」を主張しましたが結局敗訴し、罰金を払うかアディダスのスパイクを今後履くことを条件とするかの2つに一つの条件となりました。
個人主義思想がどんどん進んでいくにつれ、スポーツ選手・アスリートも自分の行動や発言に気を付けなくてはならない時代がやってきました。
自由に考えを主張できる世の中になった傍ら、その行動に責任を持つ事が重要となってきたのです。
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大阪なおみが試合をボイコット、スポンサーへの契約違反のまとめ
プロテニス選手の大阪なおみが米ウェスタン・アンド・サザン・オープンの準決勝試合をボイコットする出来事が起こりました。
ボイコットは選手の主張として尊重されるべきなのか、選手とスポンサー契約を結んでいる場合はスポンサーがどのような被害をこうむるのかを紹介しました。
個人主義が広まるにつれ、スポーツエージェントは日本でも今後どんどん必要となっていくでしょう。
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