スタンフォード大学に入学した徳島の女子高生

日本の高校から、海外の大学に入学するのは非常に難しいと言われています。

特にそれが世界大学ランキングにも名を乗せる私立高ならなおさらです。

 

しかし今年3月に徳島市にある徳島文理高校を卒業した松本杏奈さん(18歳)は見事世界から認められるスタンフォード大学に合格し、進学することになりました。

 

松本杏奈さんについてはこちら!

 

スタンフォード大学はアメリカはもちろん、日本以上に海外では難関大学として名高いエリート校です。

 

松本杏奈さんが卒業した徳島文理高校は偏差値が68の市立高校。

一般的には日本の高校を卒業した後、スタンフォード級の名門校に入学するために同じ州のコミュニティーカレッジで専攻したい科目の単位を取ってから編入する方法が最も入学への可能性を広げることが可能となりますが、松本杏奈さんはこのプロセスを「飛び級」して一気に合格を勝ち取ったのです。

 

「日本の大学は入るのが難しいけれど、出るのは簡単。

アメリカの大学は入るのが簡単だけれど、出るのが難しい。」

この言葉は留学を目指す人なら聞いたことがある人も多いと思いますが、これはあくまでアメリカでもスタンフォードといった超有名・名門校ではなく、一般の大学を指します。

 

アメリカ人でも難易度がかなり高いスタンフォード大学に日本の高校から直接進学できた松本杏奈さんの努力は相当なものだったことでしょう。

これは「英語が話せて当然」の世界に、他の学科でも優秀な成績を収めていないと認められないからです。

 

 

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日本の大学受験と最も違う点は「入学試験がない」ことでしょう。

 

その代りTOEFLやIELTSなどで大学が定める英語の実力を持っている事を証明するための試験を受けなくてはいけなく、高校の成績がほぼパーフェクトではないと門前払いにされてしまいます。

 

成績だけでなく単位とは関係ない課外授業にも積極的に参加したかどうかも入学する時の評価の基準になります。生徒会やボランティア、また国際的に名のあるNPOにインターンの経験でないと認められないケースも多いです。

 

しかしこれらの活動は決して無駄になることはなく、成績に上乗せして海外では評価されます。

 

GPAは4.0が最高と言われますが、有名校となるとそれ以上を求められる事もあります。

日本の高校での成績をアメリカの成績に変換し、課外活動を上乗せして初めて4.0以上のGPAが認められるのは、実はまだ多くの人は知らない事実です。

 

英語のスキルや成績の他にも圧倒的な比重を置くのが入学時に提出する「エッセイ」です。

 

願書を出す年や大学によってエッセイのテーマは違ってきますが、殆どの大学が文字数制限付きで難題を出してきます。

「今までのあなたの人生で経験して良かったこと」

「もし大統領になったら、何をどう変える?」

「なぜこの大学に入学したいと思ったのか?」

などなど、非常にユニークなエッセイのお題が出されます。

 

「起承転結」を綺麗にまとめるライティング能力と、何よりも「あなたがこの大学に入学することで、大学が得られるメリット」を複線として書いていく事が最も重要なポイントとなります。

 

問われた問題に答えるだけではなく、相手が自分から何を求めているのかという視点を持っていないとエッセイの合格は難しくなります。

 

松本杏奈さんはアメリカ流のマインドセットを上手に攻略し、スタンフォードを始め多くの難関大学に合格することができたのです。興味を持った方は、スタンフォード大学への留学方法に関する記事も参考にしてみてください。

 

これから彼女がこれ以上なく整った教育の場で何を専攻し、どんな文化に触れ、どんな人達と出会うかにより将来に大きなインパクトを作るのか楽しみです。卒業する時には、よりクリティカルシンキングできる能力を身に付け、世界に羽ばたく準備万端になっていることでしょう。

 

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