ホームステイ先へのお土産でお菓子はやめた方がいい!

短期留学や初めて留学する場合は

学校の寮ではなく

一般家庭のホームステイ先に

滞在する学生も多いです。

 

このときのマナーとしては

普通の日本の家庭を尋ねるときと同じように

何か手土産を持って行くのが礼儀です。

 

この記事を書いている私も

留学時にホームステイを何度も経験したり、

ルームメイトとなる日本からの生徒が

お土産として何を持ってきて

失敗していたかを目の当たりにています。

 

 

ホームステイ先の家族へのお土産は

何を持っていったら最も良いのかを

この記事でご紹介します。

 

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アメリカ、カナダ、オーストラリアなどのホームステイでお菓子がダメな理由

 

 

日本と言ったら特徴的な和菓子

良いかと思う人も多いでしょう。

 

確かに見た目も綺麗で、

いつまでも飾っておきたくなるように

繊細にできています。

 

だからといって彼らが果たして食べて

気に入るかどうかというのはまた別の話。

 

実際にあった話として

日本から来た生徒がようかんをお土産として

ラテン系のホームステイ先に

滞在しに行きた時のことをお話しします。

 

ラテンはあまりにも

日本と文化が異なることもあり、

2週間位その羊羹はパックから

開けられないままの状態でした。

 

またその日本からの生徒は

英語がうまくなかったために

それが食べ物だということも

上手に伝えることができなかったのです。

 

さらにようかんは密閉して作られているために

見ても特に美しいと言う印象は与えません。

 

あんこのどす黒い色に

より西洋圏では本当に食べ物なの?と

警戒心を持たれてしまいます。

 

 

その日本から来た生徒よりも

その家に先に住んでいた私が見かねて

「それは食べ物だから食べてみたら?」と

ホームステイ先の中学生の男の子に勧めてみたところ、

触るのも嫌だと言うように

フォークでつついてから

舌の表面にくっつけてそのままそれで終りました。

 

ようかんの味や食感、

また日本の文化の象徴でもあることを

わかっている私だったからだったのかもしれませんが、

海外の人の反応を見るのは

とても興味深いものでした。

 

こうした日本の伝統のあるお菓子以外にも

ポッキーじゃがりこなどを

持っていった人のケースも知っていますが、

パッケージングの日本語を見てそれだけで

食べたくないと思う人も少なくは無いのです。

 

考えてもみてください、

あなただったらもしイスラム語や

ヘブライ語でパッケージングされた

怪しい食べ物(しかも色や見た目がかさぶたのようなもの)だった場合、

それを口に入れたいと思いますか?

 

食は文化を象徴する

最たるものでもありますが、

それを受け入れるのは

初めて触れる文化であれば

なおさら難しくなってしまうのです。

 

 

お菓子よりも文房具や日用品がおススメ 100均グッズが最強!

 

 

何も食べるものだけが

相手のお土産になるとは限りません。

 

私が実際にお土産として渡して

最も喜ばれたのが

実はダイソーからの商品だったこともあります。

 

ダイソーなので値段はもちろん100円(税抜き)。

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どんな文化でも使うような

実用的できれいなものを

探していた私が選んだのは、

キッチンスポンジ

 

たまたま在庫にあったのが

虹色に色を変えるフォルムで作られた

かためのキッチンスポンジだったのですが、

それが何故かホームステイ先の人々に

大ウケし取り合いになったほどでした。

 

しかもキッチンスポンジだといくら説明しても

そしてダイソーのラッピングにも

英語でハッキリ「キッチンスポンジ」と書かれていても

彼らはなぜかそれを

ボディースポンジの代わりに使うのでした。

 

   

 

 

 

 

 

上記の写真のような

日本人である私達にとっては「普通」のものも

海外では実にユニークでかわいく、

「使うのがもったいない」程になるのです。

 

また実際のボディタオル

リクションペン

消すことのできる蛍光ペン、

ペン型のハサミなども

海外ではあまり見かけないので

非常に喜ばれます。

 

日本は特に小ぢんまりした

かわいい系グッズが豊富なので

それらをプレゼントすると喜ばれます。

 

インテリアも良いのですが

こうした日々の生活の中で役に立つ、

まさに背中のかゆいところに手が届くような

役目を果たしてくれる商品だと喜ばれます。

 

アメリカ、カナダ、

オーストラリアやニュージーランドなどは

ある程度西の文化で

目立つ風習や特徴はありませんが、

もし他の地域の国々に行く場合は

あらかじめ彼らの生活スタイルを

インターネットで研究して

それとは真逆のものを

もっていくのもよいでしょう。

 

 

最後にちょっとしたコツを伝授:

ホームステイ先の家に着いたら、

必ず褒めてあげるようにしましょう。

一見やの場合は「ビューティフル・ハウス!」で十分、

アパートだったら「ナイス・テイスト・オン・ザ・インテリア」

(インテリアのセンス、良いですね)でOKです。

 

まとめ

 

アメリカ、カナダ、オーストラリア、

イギリス等の西洋文化を持つ国は

あなたが思うよりも

食べ物に関しては保守的。

 

例え見た目が美しい和菓子でも、

食べ物は味がハッキリしているものを好む文化にとっては

和菓子は「???」という

感想を持つだけの場合が多いです。

 

お土産は何も

食べ物でなくてはならないというルールはありません。

 

より安くてお手軽、かつ実用的で人気があるのが

100均グッズ!

 

世界共通で日常的に使われるもので、

「カワイイ系」や「面白い系」があれば

それで十分喜ばれます。

 

記事内の例のように、

本来の使い方をしない場合もありますが

それだけ気に入ってくれたという事なのでそれが一番!

 

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