コンセントを抜くのは間違っている家電は?待機電力は節電できる?

 

待機電力の削減は

有名な節電ノウハウの一つです。

 

しかし最新の家電では

待機電力が極めて低く

電源ケーブルを抜いて

待機電力を0にしても

大きな節電にはならないという

意見が増えてきました。

 

そこで実際のところはどうなのか、

待機電力のかからない家電、

待機電力が比較的に多い家電、

コンセントの抜き差しによる問題、

待機電力カットによる

具体的な電気代の変化について紹介します。

待機電力がかからない家電一覧!コンセントを抜くと劣化する?

 

 

待機電力がかからない

家電の一覧を紹介します。

  • 電気ケトル
  • アイロン
  • ドライヤー

が挙げられます。

 

待機電力がかからないものの共通点として、

  1. リモコン操作ではなく手動で操作すること
  2. 通電状態を示すためのランプがないこと
  3. タイマー機能を持たないこと

などが挙げられます。

 

なので家電によっては

同じ種類のものでも、

待機電力のかからないものと

かかるものの両方が存在します

 

例えば、タイマー機能がなく

手動で操作する扇風機は

待機電力がかかりませんが、

タイマーやリモコンが

ついている扇風機は

待機電力がかかります。

 

また、最新の家電は待機電力が

ほとんどかからないものばかりで、

0ではありませんが

無視して良いくらいまで下がっています。

 

新しい商品がリリースされるたびに

エコ性能が上がっているので、

新しければ新しいほど

待機電力がかからない傾向にあります

 

 

待機電力を節約するためコンセントを

抜き差しする頻度が増えると、

電源ケーブルの金属部分や

ゴム部分、そしてコンセントの

差し込み部分に

そのぶんの負荷がかかるため

劣化しやすくなるので注意が必要です。

 

ただし電源ケーブルを抜き差しする時、

ケーブル部分を持たず

先端のプラグ部分を持つ、

コンセントに対して

真っ直ぐに抜き差しするなど、

丁寧に取り扱えば

大きく劣化することはないでしょう。

 

コンセントをこまめに抜くと電気代は変わってくる?

 

電源ケーブルを抜くことで

待機電力の大きい家電だと

年間で千円以上の電気代を

節約することができます

 

キッチンにある給湯器は

待機電力が多くかかる家電です。

 

温水を使わないのであれば

電源を切ることで大きく節電できます。

 

ただし給湯器は屋外にあり

電源のオンオフに手間がかかるので、

少しでも使うのであれば

節約よりも手間が勝ってしまうでしょう。

 

給湯器以外の家電だと

待機電力の電気代は、

比較的に高い方のもので

数百円くらいになります。

 

寝る時間だけカットするのであれば

3分の2くらいまで減らせます。

 

待機電力は電気代全体の5%くらいにあたります。

 

年間の電気代が10万円であれば

待機電力分はおよそ5千円となり、

その3分の1が削れるので

1700円程度の節約が可能です。

 

しかし待機電力を抑えようとすることで

余計な電気代が

かかってしまうことがあります。

 

例えば新商品のテレビだと

年間の待機電力が30円もかかりません。

 

ところが電源ケーブルの抜き差しを行うと、

そのたびに番組表の

ダウンロードが行われてしまい、

その都度余計な電気代が加算されてしまいます。

 

毎日電源ケーブルを抜き差しするようだと

待機電力カットにより

節約できる30円を超えてしまいます。

 

新しいテレビを使っているのであれば、

むしろ電源ケーブルは

つなげっぱなしの方が良いでしょう。

コンセントを抜いた方がいい家電は?抜くと火事が起こるのは本当?

 

コンセントを抜くことで

高い節約効果が望める家電を紹介します。

 

もっとも大きなものは

前の章でも紹介したガス給湯器です。

 

給湯器付近で電源の

オンオフができないので面倒ですが、

金額が大きいため、

その分節約効果は高くなります。

 

それから待機電力と

言っていいのか微妙な家電ですが、

固定電話の親機と

子機は比較的多くの電気を消費します。

 

電話に出られない時間、

出たくない時間であれば、

電源をオフにしても問題はないはずです。

 

タイミングとしては

寝る時や外出の時でしょうか。

 

上記の時間、電源をオフにできれば

年間で500円ほど浮きます。

 

ただし電源を入れ忘れたら

本当に困ることになるので、

几帳面な性格でなければ

やらない方が良いでしょう。

 

次はエアコンです。

 

つけっぱなしにしているのであれば、

もちろん電源をオフにする

タイミングはありませんが、

外出や睡眠などで

長時間オフにできるなら節約効果があります。

 

一日10時間ほど電源が切れるなら

年間200円くらい節約できます。

 

注意点としては

タイマーが作動しなくなることです。

 

他に年間100円単位で

節約できる可能性があるものとして、

DVD・HDDレコーダー、

PCなどが挙げられます。

 

節約できる金額の割には手間がかかり、

電源を入れ忘れてしまうリスクがあるので、

誰にでもオススメできる

節約方法ではありません。

 

ただし、少ない金額でも良いから

節約したいという方であれば、

一度トライしてみると良いでしょう。

 

 

コンセントは英語で何て言うの?

 

ちょっとした豆知識ですが、

コンセントは英語では「プラグ」といいます。

 

つづり・スペルはplugで、

複数形はsのついたplugsになります。

 

ホッチキスやナイターのように

本場では使えないので注意しましょう。

 

まとめ

 

待機電力がかからない家電は

みな手動でスイッチをオン、

オフできるものになります。

 

年間数百円~千円以上待機電力だけで

かかるものもあり、キッチンの給湯器などは

最も節電できる代表的なものです。

 

家電の節電テクノロジーは

日進月歩であるため、次々と

エコのものが製造されています。

 

待機電力は電気代の約5%と

言われているので、毎月使用頻度の高いものや

電気代がかかるものから絞り込み、

まめにコンセントを抜いたりするのも

一つのアイディアです。

 

しかしその場合コンセントの抜き差しによる

劣化が起こり得るので丁寧に

扱う事を忘れないようにしましょう。

 

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