ムカデに刺されたら!症状や対処法を紹介

 

毎年気温が暖かくなってくると、

自然と外に出る機会も多くなりますね。

 

それは人間だけではなく、

虫も同じ事が言えます。

 

多くの人が苦手とするムカデも然り。

 

そうなると子供と公園に行って

虫に刺されることもあるかもしれませんし、

家の中に侵入してくる場合も出てきます。

 

虫の種類もさることながら、

虫刺されの症状もいろいろ。

 

虫刺されは症状や対処法を知っておくことで、

焦らず効果的に

症状を緩和することができます。

 

今回は意外と知られていない、

ムカデに刺された時の対処法などを

紹介していきたいと思います。

 

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刺された後の痛みや症状の緩和法

 

ムカデに刺された場合は

以下の症状が出ることがあります。

 

・痺れ

ムカデに刺された直後から

刺された場所に痺れが襲ってきます。

 

ムカデの大きさや毒の強さによって

痺れの強さは変わりますが、

殆どの場合生活に支障が出る事はありません。

 

刺された直後が一番強く

症状が出る場合が多く、

時間の経過と共に症状は

改善していきます。

 

 

・かゆみ

 

蚊に刺された時や蕁麻疹が

出た時のようなかゆみに

襲われるときもあります。

 

もし痒くなっても炎症が悪化してしまうので、

なるべく掻かないようにすることが重要です。

 

さらにムカデの毒は冷やすことで痛みが増したり、

痙攣が起こってしまうこともあります。

 

刺された部分を冷やして痒みを抑えることは

逆効果になってしまいますので注意してください。

 

 

・炎症

 

ムカデに刺された場合、

必ずと言ってもいいほど炎症が起こります。

 

刺された場所が熱を持って

赤くなるのですぐに判断できるでしょう。

 

痒みと同じで冷やすことは厳禁です。

 

 

・腫れ

 

炎症と同じようにこちらも

起こる可能性の高い症状となります。

 

ムカデの種類によって腫れる範囲が

変わってきますが、

大きなムカデに指を刺された場合

広範囲が晴れることもあります。

 

 

・壊死

 

非常に怖い症状ですが、

こちらは可能性としては

とても低いものとなります。

 

なぜなら、日本では壊死するケースが

みられていないからです。

 

海外には日本のムカデよりも

強力な毒を持ったムカデがおり、

刺された人の抵抗力・免疫が

もともと弱っていたことも考えられます。

 

 

・アナフィラキシーショック

 

アナフィラキシーショックは1度噛まれたり

刺されたりしたことがある虫に

再度刺された場合に起こる症状で、

短時間のうちに全身にアレルギー反応が出る

非常な危険な状態です。

 

早い段階だと30分以内に

死に至るケースもあります。

 

ムカデの毒により死に至ったケースは

日本ではまだありませんが、

アナフィラキシーショックが

起こる可能性は充分にあります。

 

起こる可能性のある人は1~2割の人で、

特にアレルギー体質の方や

抵抗力の弱いお子さんや

ご年配の方は注意が必要です。

 

ムカデに刺されて痛い!痛みの緩和方法はこうする

 

では、痛みや症状の緩和法を紹介します。

 

・毒を吸い出す

ムカデは毒を持っているので、

刺された直後は毒が広がる前に

傷口から毒を吸引しましょう。

 

この時、間違っても漫画やアニメのように

直接口で毒を吸い出さないようにしてください!

 

なぜなら口から体内にムカデの毒が

回る可能性があるからです。

 

虫に刺された時の毒を抜くためのチャコールや

ガーゼキットなどが市販であるので、

1セットを常備しておくといいでしょう。

 

・温める

先ほどの症状のところでもお伝えしましたが、

腫れていたり炎症を起こしているからと言って

冷やすことは逆効果になってしまうので

絶対にしないようにしてください。

 

ムカデに刺された場合、

温めるのが正解となります。

 

何故ならムカデの毒は熱によって分解されるから

 

43℃~46℃くらいの熱い流水か

シャワーを30分くらい

傷口に当てて毒を洗い流すことで

毒の活動を抑えることができます。

 

これはクラゲやエイ等の

海洋生物に刺された場合の対処と

似ているところがあります。

 

もしも出先などで熱いシャワーなどがない場合は

ペットボトルに入れたお湯などを傷口に当てて

温めるだけでも症状の緩和には有効です。

 

 

・ステロイド系の軟膏を塗る

 

こちらは体内に入った毒を

弱めた後の対処法となりますが、

傷口にステロイド系の軟膏を

塗って湿布をしておくといいでしょう。

 

日本にいるムカデの毒は

ほかの害虫と比べても弱めになるので、

症状をしっかりと緩和させ

炎症を抑えることが肝心です。

 

 

・病院に行く

 

アナフィラキシーショックの恐れがあるので

ご年配の方や、お子さん、

またアレルギー体質の方は注意が必要です。

 

重症化することも考えられるので、

受診することで安心できるかと思います。

 

応急処置をして症状が安定しているのであれば、

皮膚科でムカデに刺されたことを

伝えると適切な処置を受けることができ、

薬も処方してもらえるので安心です。

 

屋内にムカデが入ってくるのを防ぐ方法

 

屋内でのムカデ対策としては下記が役に立つでしょう。

 

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ムカデは夜行性で食料を探して

屋内に来ることもあります。

そのため外だけでなく

屋内でも注意が必要です。

 

ムカデを屋内で発生させないためにしておきたいこと:

 

 

・床下などの湿気を取る

 

ムカデは乾燥を嫌います。

そのため床下などの湿気が

こもりやすい場所に侵入してきますので

床下換気扇などを使って

湿気を取りましょう。

 

エアコンの「ドライ」や

除湿機を家具や物の多い部屋に設置し、

起動させておくだけで安心ですね。

 

 

・庭をきれいにし、掃除を心がける

 

家の周りに不要な石や草などはありませんか?

 

ムカデが生息しそうな場所が

家の近くにあると当然ながら侵入しやすくなります。

 

落ち葉を掃除したり、草むしりなどをして

ムカデの住みやすい環境をなくしましょう。

 

 

・ゴキブリの発生を抑える

 

ゴキブリは誰もが嫌がる嫌われ者。

家で見かけたら何とか

駆除したいと考えるはずです。

 

実はムカデはゴキブリをエサとするのをご存知でしたか?

 

そのため家の中にゴキブリがいたら

エサを求め、ムカデもやってきます。

 

つまりゴキブリの出ない環境にすれば

ムカデも出にくくなるので

一石二鳥となるわけです。

 

定期的な掃除をして

食べかすや埃に気を付けましょう。

 

 

・侵入されそうな隙間をなくす

 

使わない排水溝に栓をしたり、

外へと直接繋がっている隙間などに

テープを張って侵入することを先に防ぎましょう。

 

 

・薬剤を使用する

 

ペットや小さなお子さんがいても

床下であれば粉剤の使用が可能です。

 

外は雨などですぐに効果が

薄くなってしまいますが、

家の周りに撒けるのであれば

ペットが近寄らないところだけにでも

薬剤散布をすると効果的です。

 

 

それでも屋内でムカデに遭遇してしまう

こともありますので、

専用の殺虫剤や凍らせるタイプのスプレーを

準備しておくといいでしょう。

 

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嫌う成分を足すのを忘れずに!

 

まとめ

 

ムカデに刺された時の症状と

対処法について紹介しました。

 

ムカデが活発になるのは

5月~6月と9月~10月です。

 

一番外に出やすい気温になった時にこそ

注意が必要ですね。

 

もしムカデに刺されても

上記に紹介した方法で落ち着いて対処し、

解毒キットやムカデ専用スプレー、

また人体やペットに害のないものを

常に家に置いておきましょう。

 

 

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